アンチエイジングに効果期待の食べ物
「私は健康のために、肉や卵はできるだけ食べないようにしています」
と言う方がいらっしゃいます。
では、そうした食習慣を励行している方が本当に健康かと言うと、残念
ながらそうとは限りません。
むしろ、疲れやすさや目まいなどの不定愁訴(ふていしゅうそ)をかか
えていたり、顔色が悪く貧血気味、髪も肌もパサパサ・ボロボロという
場合を多く見受けます。
「あなたの症状は身体が冷えているのが原因です。だから、肉や卵も
少しは食べたほうがいいですよ」といいますと、「そんなのを食べたら
コレステロールが高くなるじゃないですか」と反論されることもあります
確かに、野菜を食べずに肉と卵ばかりというのはよくないでしょう。
しかし、一般的にいいますと、動物性食品は植物性食品よりも身体を
温め、体内の余分な水分の排せつを促します。
こんなことを、お聞きになられたことはないでしょうか?
寒冷地に暮らすイヌイットの人々は、肉を主食として生きておられます
もちろん、極寒の地ですので野菜が育たないという事情がありますが
イヌイットの人たちがもっとも効率よく身体を温める食べ物だけを摂る
のは、むしろ生きるための知恵ではないでしょうか。
赤身の肉、卵、チーズ、魚(とくに赤身)、魚介類などの食材は乾燥を
防いで老化をストップさせるアンチエイジングには、ある程度食べたほ
うがいいのです。
どうしても、肉を食べたくないのなら、それ以外の動物性食品を上手に
組み合わせるなど、工夫して摂っていただくことをおすすめします。
なお、魚の場合は白身魚よりも赤身魚が身体を温めます。
また、それ以上にエビ、タコ、イカ、カニなどの魚介類は身体を温める
のに効果的です。より硬い(水分が少ない)ためです。
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