糖尿病予防に有効な食べ物
糖尿病の方は例外なく上半身に比べて下半身が細い体型です。
細胞が乾燥して、体内に余分な水分が滞留しますと、「腎」が弱まります。腎の衰えは、下半身の衰えにも通じ、オシリから下が削げた体型になりやすいのです。
下半身が細くなりますと、筋肉での糖分の消費が少なくなるために血中に残り、糖尿病になりやすくなると考えられます。
血糖値を下げ、糖尿病を改善していくためには、下半身の筋肉を鍛えるのはもちろんのこと、「膵臓のβ(ベータ)細胞の乾燥を防いでインスリンの産生、分泌をうながし、これからご紹介します食べ物を積極的に摂ることです。
■ ひじきの炒め物やキンピラゴボウ、ワカメの味噌汁を毎日食べましょう。
これらの食物繊維が豊富なものを摂りますと、腸から血液への糖分の吸収を防ぎ、血統の上昇を抑えます。
■ 生姜紅茶(作り方は生姜紅茶のページ参照)に黒砂糖を入れて、1日3杯以上を毎日飲む。
生姜や黒砂糖にはインスリンの成分となります亜鉛が多く含まれ、身体を強力に温める効果もありますので糖分が燃焼します。黒砂糖は血糖値を下げるという研究報告もあります。
■ タマネギとダイコンをスライスし、ワカメをくわえたサラダを醤油味ドレッシングで毎日食べる。
タマネギには血糖値降下作用のあるグルコキニンがたくさん含まれ、ワカメは食物繊維が豊富、醤油は身体を温めて唐の燃焼を助ける作用があります。
■ ヤマイモを毎日食する。
糖尿病は漢方的にいいますと「腎虚(下半身の弱り)」が原因です。下半身を強くするには「相似の理論」から根菜を食べるといいとされます。根菜類でも、とくに下半身の強化に役立つのがヤマイモです。老化を予防しアンチエイジングでき糖尿病に効く八味地黄丸(はちみじおうがん)の主成分でもあります。アルコールがお好きな方は、次にご紹介します「ヤマイモ酒」もおすすめです。
ヤマイモ酒
① ヤマイモ(またはナガイモ)200グラムを乾燥させ、細かく刻みます。
② ①にグラニュー糖約150グラム、焼酎1.8を広口ビンに入れ、冷暗所に3ヶ月置きます。
③ できた「ヤマイモ酒」を就寝前に約30cc飲む
■ 生ジュースとして、「ニンジン・リンゴ・タマネギジュース」を飲む。
ニンジン2本(約400グラム) → 240cc
リンゴ3分の1個(約100グラム) → 80cc
タマネギ(約40グラム) → 24cc
=計344cc(コップ2杯弱)
■ ウォーキングの実行
分速70~80メートルの「ややゆっくり歩き」で最低20分以上、毎日歩きましょう。歩いて筋肉を動かしますと、インスリンが少量しかなくても筋肉細胞内のGLUT4(グルットフォー)が活性化し、糖分を使うだけでなく、歩くことで内臓の血流がよくなり、膵臓の働きも促進されます。
■ 入浴は、消費カロリーを増やすため42℃くらいの熱いお湯で入浴されるのがおすすめです。
熱いお風呂に3分入ったあと、湯船の外で3分くらい休むというパターンを3回繰り返す。
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