アンチエイジングとは、老化に対抗すること、いつまでも若々しく健康に生きること。 そんなアンチエイジングをお考えのあんたへ! 漢方の考えを取り入れたアンチエイジングの方法をご紹介します。 ぜひご覧になってアンチエイジングを実践してください。
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■体熱が下がると乾燥が進みます!
「細胞外液」の水分は身体に害を起こします。
体熱が下がると乾燥が進む。それが症状として現れたのが
次の状態です。
水分がたまっている箇所→水分を出そうとする症状
胃袋や腸管------------→下痢、嘔吐、腹鳴(ゴロゴロ音)
副鼻腔----------------→鼻水、くしゃみ、(アレルギー、風邪)
肺胞------------------→うすい水様のタンが出る(ぜん息)
皮下の細胞間----------→むくみ
血液中----------------→高血圧(循環する血液の量が多くな
りその分心臓が力を入れるため)
眼の水晶体------------→流涙、嘔吐(緑内障)
こう見てきますと、若さと健康を保つためには
「水分」と「体熱」の両者が必要であることがわかります。
しかし悲しいことに、本来ですと36.5℃以上が平均とされる
日本人の体温が、この50年間で1℃近くも下がり
高い体温の人でも36.3℃くらいに
低い人は35℃台がほとんどというのが現実なんです。
この低体温も、細胞内に水分を吸収させる力を阻み
老化や病気を早めている一つの要因なのです。
なぜ、このように体温が低くなったのかを考えると
①筋肉労働や運動不足(交通機関の発達や便利な家電製品の
普及で日常生活であまり身体を動かさなくなったこと)
②身体を冷やす食べ物の摂り過ぎ
③身体を温める食物である「塩」や「塩分の利いた食べ物」を
目の敵にして、避けすぎていること
④「血液をサラサラにして血栓を防ぐため」という大義名分のもと
で、水分を摂り過ぎていること(とくに人肌の温度以下の冷たい
飲み物の飲みすぎ)
⑤真夏でも寒い思いをするほどのガンガンに利かせたエアコン
⑥湯船に入らずシャワーですませる入浴習慣
などが原因と考えられます。
この中でも、とくに問題なのは①の「筋肉を使っていない」という点です。
筋肉を鍛えることは誰もがいいと思っているでしょうが
それは「筋肉をつけること」や、
「見た目を良くすること」ではありません。
”体熱をつくる” ということが目的なのです。
体温の40%以上は筋肉で発生しています。ですので
ウォーキングやスポーツなどで筋肉を使うことはアンチエイジングには
きわめて重要なんです。
なぜなら、筋肉運動によって体温が上昇し、水分がしっかりと細胞内に
送り込まれるからです。
加えて筋肉を収縮させたり、弛緩させたりして動かすことにより
筋肉内を走っている血管も収縮・拡張をします。(ミルキングアクション
=乳しぼり効果)。これによって全身の血流もよくなります。
たとえば思い出してください。いつもにこやかな人、よく笑う人が
いつまでも若々しいのは、笑うことで顔を構成している筋肉の表情筋が
活発に動き、顔全体の筋肉や肌への血行も良くなって
顔の温度が上がるからなんです。
もう一つ、アンチエイジングで大事なことがあります。
血液内の水分を細胞内に十分吸収させるためには、まず
細胞内や体内の水分を先に排泄する必要があるということです。
今、注目されています。デトックスです。
息は吐いてから吸うと楽に吸えますが
吐かずに吸い続ければ苦しくなります。
つまり、呼吸(吐いて吸う)、ギブ・アンド・テイク
出入り口などというように、宇宙の原則は常に「出す」ほうが先で
「入れる」ほうは後なのです。
つまり、「出す」ことでスムーズに入ってくる、吸収されるのです。
では、どうすれば、細胞内や体内の水分を大いに出すことが
できるのでしょうか。
それは、「出す」ために一番重要な臓器である腎臓の働きを促すことです。
細胞内に新鮮な水分を十分に供給するのに
腎臓がどれほど大きな働きをしているかについては、後日詳しく紹介します。
くどいようですが、水分は細胞内に吸収されて始めて
水分本来の偉大な役割が発揮されます。
ですので、水分は細胞外液の中にあっても
何の役にも立たないどころか有害になります。
この「細胞内の水分不足=乾燥=細胞外液の増加」という
水分がかたよって存在している状態が漢方でいう「水毒」です。
この「水毒」になりますと、細胞からは「水がほしい」というサイン(口の渇き)
が出ているのに、むくみや胃腸の振水音、副鼻腔内の水分過剰(くしゃみ、鼻水)
血液中の水分過剰=高血圧などの、「細胞外液に水分がたまって起こる症状」が
あらわれるのです。
これらの症状が、やがて老化や病気を進めてしまうのです。
アンチエイジングのつもりが、逆に老化を…「5つのポイント」 その1
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