忍者ブログ

ブログでアンチエイジング

アンチエイジングとは、老化に対抗すること、いつまでも若々しく健康に生きること。 そんなアンチエイジングをお考えのあんたへ! 漢方の考えを取り入れたアンチエイジングの方法をご紹介します。 ぜひご覧になってアンチエイジングを実践してください。

May 03,2024

● [PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

↑   by at 19:08

November 11,2007

● アンチエイジングでいつまでも、もっと若々しく生きられる

みずみずしい身体を作るために無理して水を飲んでいませんか?

■体熱が下がると乾燥が進みます!
 「細胞外液」の水分は身体に害を起こします。

体熱が下がると乾燥が進む。それが症状として現れたのが
次の状態です。

水分がたまっている箇所→水分を出そうとする症状
胃袋や腸管------------→下痢、嘔吐、腹鳴(ゴロゴロ音)
副鼻腔----------------→鼻水、くしゃみ、(アレルギー、風邪)
肺胞------------------→うすい水様のタンが出る(ぜん息)
皮下の細胞間----------→むくみ
血液中----------------→高血圧(循環する血液の量が多くな
                                 りその分心臓が力を入れるため)
眼の水晶体------------→流涙、嘔吐(緑内障)

こう見てきますと、若さと健康を保つためには
「水分」と「体熱」の両者が必要であることがわかります。

しかし悲しいことに、本来ですと36.5℃以上が平均とされる
日本人の体温が、この50年間で1℃近くも下がり
高い体温の人でも36.3℃くらいに
低い人は35℃台がほとんどというのが現実なんです。

zu_001.gif

この低体温も、細胞内に水分を吸収させる力を阻み
老化や病気を早めている一つの要因なのです。

なぜ、このように体温が低くなったのかを考えると
 
 ①筋肉労働や運動不足(交通機関の発達や便利な家電製品の
     普及で日常生活であまり身体を動かさなくなったこと)
 
 ②身体を冷やす食べ物の摂り過ぎ

 ③身体を温める食物である「塩」や「塩分の利いた食べ物」を
   目の敵にして、避けすぎていること

 ④「血液をサラサラにして血栓を防ぐため」という大義名分のもと
   で、水分を摂り過ぎていること(とくに人肌の温度以下の冷たい
   飲み物の飲みすぎ)
 
 ⑤真夏でも寒い思いをするほどのガンガンに利かせたエアコン

 ⑥湯船に入らずシャワーですませる入浴習慣

などが原因と考えられます。

この中でも、とくに問題なのは①の「筋肉を使っていない」という点です。

筋肉を鍛えることは誰もがいいと思っているでしょうが
それは「筋肉をつけること」や、
「見た目を良くすること」ではありません。
”体熱をつくる” ということが目的なのです。

体温の40%以上は筋肉で発生しています。ですので
ウォーキングやスポーツなどで筋肉を使うことはアンチエイジングには
きわめて重要なんです。

なぜなら、筋肉運動によって体温が上昇し、水分がしっかりと細胞内に
送り込まれるからです。

加えて筋肉を収縮させたり、弛緩させたりして動かすことにより
筋肉内を走っている血管も収縮・拡張をします。(ミルキングアクション
=乳しぼり効果)。これによって全身の血流もよくなります。

たとえば思い出してください。いつもにこやかな人、よく笑う人が
いつまでも若々しいのは、笑うことで顔を構成している筋肉の表情筋が
活発に動き、顔全体の筋肉や肌への血行も良くなって
顔の温度が上がるからなんです。

もう一つ、アンチエイジングで大事なことがあります。
血液内の水分を細胞内に十分吸収させるためには、まず
細胞内や体内の水分を先に排泄する必要があるということです。
今、注目されています。デトックスです。

息は吐いてから吸うと楽に吸えますが
吐かずに吸い続ければ苦しくなります。
つまり、呼吸(吐いて吸う)、ギブ・アンド・テイク
出入り口などというように、宇宙の原則は常に「出す」ほうが先で
「入れる」ほうは後なのです。

つまり、「出す」ことでスムーズに入ってくる、吸収されるのです。

では、どうすれば、細胞内や体内の水分を大いに出すことが
できるのでしょうか。

それは、「出す」ために一番重要な臓器である腎臓の働きを促すことです。

細胞内に新鮮な水分を十分に供給するのに
腎臓がどれほど大きな働きをしているかについては、後日詳しく紹介します。

くどいようですが、水分は細胞内に吸収されて始めて
水分本来の偉大な役割が発揮されます。
ですので、水分は細胞外液の中にあっても
何の役にも立たないどころか有害になります。

この「細胞内の水分不足=乾燥=細胞外液の増加」という
水分がかたよって存在している状態が漢方でいう「水毒」です。

この「水毒」になりますと、細胞からは「水がほしい」というサイン(口の渇き)
が出ているのに、むくみや胃腸の振水音、副鼻腔内の水分過剰(くしゃみ、鼻水)
血液中の水分過剰=高血圧などの、「細胞外液に水分がたまって起こる症状」が
あらわれるのです。

これらの症状が、やがて老化や病気を進めてしまうのです。

PR

アンチエイジングのつもりが、逆に老化を…「5つのポイント」 その1

↑   by Net-de-Sagas at 23:32 | comments(0) | trackbacks()

November 10,2007

● アンチエイジング それはいつまでも若々しく生きられる方法です。

みずみずしい身体を作るために無理して水を飲んでいませんか?

 ○ 以前は何を飲んでも食べても平気だったのに
   最近は食べたものが胃にもたれたり二日酔いになったりする。

 ○ お腹まわりの「中年太り」がじわじわと進んできた。

 ○ 髪の毛のコシがなくなってパサパサし
   抜け毛や薄毛で髪のボリュームも気になる。

 ○ スラリとしていた足がいまや「大根足に」・・・

あなたも、身に覚えがないでしょうか?

これらの「老化現象」の原因はただ一つ。
「身体の乾燥」が進んでいる結果なのです。

その証拠に
お魚を乾燥させれば干物になりますし(皮膚にシワが増える状態)
また、木が枯れると中がスカスカになります。(骨粗しょう症の状態)

あるいは、切花は時間がたつとしおれ
ドライフラワーになってしまいます。(水分が吸収できなくなった状態)

これと同じことがあなた自身の身体の中で、今も着々と進行しているのです。
「乾燥」を放置して
あなたの身体を「干物」や「ドライフラワー」にしてはいけません。



■ 「水の飲みすぎ」が老化を早める

 
ただ水を飲んでも体内の「乾燥」は止められない。

あなたは毎日、こんなことをしてはいませんか?

   身体をいつまでもみずみずしくしたい。なので
  1日2リットルを目標にして
ミネラルウォーターを飲んでいます。

  血液がドロドロにならないために
  寝る前にコップ1杯の水を飲むのが習慣です。

  朝、起きたときに冷たい水をぐいっと1杯
   これで目覚めもスッキリです。

  カバンの中には、いつも何かのペットボトルが入っています。

残念ながら、こうした水の飲み方は全部×です。
ダメどころか、かえって「老化」を促進させているのです。
確かに老化の敵は「乾燥」です。ところが水を飲みさえすれば体内に
充分に水分が行き渡るわけではありません。
ここに重大な思い違いがあるのです。

「みずみずしい肌」「水をはじく綺麗な肌」「水もしたたるいい男」
などの言葉からも若々しさや美しさを保つ上で
「水」が極めて大切であることがわかります。

柔らかでしなやかだった新芽や若葉が
落ち葉や枯れ木になってしまうと乾燥して硬くなるのは
まさしく水分が抜けてしまった結果です。牛肉や羊肉、トリ肉なども
若いものほど柔らかくおいしいので重宝がられています。

これらもすべて同様のことで「乾燥=水分不足=老化」という図式は
だれにでもうなずける事実ではないでしょうか。

これらのことは、もちろん人間にもあてはまります。

例えば、背格好、姿形がほとんど同じ老人と若者が同じ服を着て
同じ帽子をかぶって後ろ向きに立っていたとしましょう。
遠くからながめたのではどちらが年配者かは、なかなか判別できません。
しかし、歩いたり、地面に落ちているものを拾ったりする動作を見ますと
すぐにわかります。若い人の動作は柔らかく優美ですが、
残念ながら老人の動作は硬くてぎこちなく歯車的な動きだからです。

これも年をとると骨や筋肉(の細胞)から水分が失われ
乾燥して硬くなったためなのです。

それなら、この乾燥=硬さを防ぎ、改善するためには
「水分」をたくさん摂ればいいのかということになりますが
事はそう簡単ではありません。
水分は「両刃の剣」的な性質を持っているからです。


口から摂り入れられた水分は、胃や腸から吸収されて血液中に入り
最終的には全身の60兆個の細胞に吸収されていきます。

しかし、この重要な水分は、一方でマイナスの一面があります。

例をあげればすぐにわかります。

それは身体が雨に濡れると冷えたり
風呂上りに十分に皮膚の水分をふき取らないでいると湯冷めしたり
また、「冷却水」という言葉があるように
水はモノを冷やすという一面です。

では、体温より冷たい水分をたくさん飲んで
胃腸を冷やすとどうなるでしょうか?

胃腸の働きが低下し、胃腸から血液への水分の吸収が悪くなって
胃腸や腸管の中に水分がたまってしまうことになります。

少し動いただけで、胃のあたりからポチャポチャと水の音(振水音)
がする方は胃腸が冷えて、余分な水分がたまっている証拠なのです。

私たちの身体の中の細胞・組織・臓器などは、つきつめれば「水分」と
「体熱(36.5℃以上の体温)」によって働いています(=代謝)。

よって、体温が低かったり、ある臓器・組織・細胞の周囲が
冷えていますと、細胞は血液の水分を吸い上げる力が低下します。

こういう状態では、たとえ飲んだ水分が胃腸から順調に吸収されて
全身の細胞に血液とともに運ばれたとしましても
細胞内に水分が吸収されずに、例えば、皮下の細胞と細胞
の間(細胞間質)に水分がたまってしまう(細胞外液)。
これが浮腫=むくみになるのです。

「みずみずしい肌」や「若々しい筋肉・骨・内臓」を保つために
必要な水分とは、「細胞内の水分」のことであり、細胞外液、
つまり、胃袋・腸管、副鼻腔、肺胞、皮下の細胞と細胞の間
(細胞間質)、血液中、眼の水晶体などの水分は多く存在しても
それは害にこそなれ、若さや健康を保つ
アンチエイジングの要因にはならないのです。

したがって、私たちの身体は細胞外液が多い場合
それを対外に出して捨てて少しでも身体を温めようという
メカニズムが働くのです。

 

次回 ― 後編 ― につづく

アンチエイジングのつもりが、逆に老化を…「5つのポイント」 その1

↑   by Net-de-Sagas at 23:20 | comments(0) | trackbacks()

カテゴリー

ブログ内検索

リンク

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新記事

関連サイトを見てみる

最古記事

プロフィール

HN:
Net-de-Sagas
年齢:
59
性別:
女性
誕生日:
1964/09/28
職業:
製薬会社勤務
趣味:
旅行、スポーツ観戦、読書
自己紹介:
製薬会社に勤務し実際に遭遇した経験、仕事で得た医薬品、漢方、サプリメント、アンチエイジングの知識を総合しご紹介いたします。特に漢方から見るアンチエイジングの記事を中心にご紹介します。

アーカイブ

最新トラックバック

最新コメント

[11/15 DSLR-A850]
[01/18 Michalskype]
[01/17 Viktoriangalk]
[05/19 「アンチエイジング」管理人]
[05/17 「美肌・スキンケア」管理人]

バーコード

お天気情報

カウンター

アクセス解析

忍者ブログ | [PR]


Powered by 忍者ブログ
Template Designed by miu_uim