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ブログでアンチエイジング

アンチエイジングとは、老化に対抗すること、いつまでも若々しく健康に生きること。 そんなアンチエイジングをお考えのあんたへ! 漢方の考えを取り入れたアンチエイジングの方法をご紹介します。 ぜひご覧になってアンチエイジングを実践してください。

May 03,2024

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November 12,2007

● アンチエイジングでいつまでも、もっと若々しく生きられる

2 なぜ「減塩」しても血圧が下がらないのでしょうか?
  ―「血液サラサラ」のために



本日、買い物に行ってきました。食料品の売り場には「減塩みそ」から
「減塩しょうゆ」「無縁バター」「うす塩○○○」などがあふれていました。

また、毎日の食生活でも「ラーメンのスープは飲まずに残す」
「もちろん、うどんのお出汁も飲まずに残す」「塩鮭は甘塩」「塩辛や
お漬物は好きだけど我慢しよう」.etc…

お食事の時には涙ぐましい「減塩生活」を送っておられる方々も多い
かと思います。

「血液をサラサラにしなければ」と無理して水分を摂ったり
「高血圧にならないため」と減塩生活に励んでいる方々もたくさん
いらっしゃることと思います。

私も事実このブログでご紹介している記事の事を知るまでは
このようなライフスタイルを心がけておりました。

やっぱり、メタボリックシンドロームではないですが気にはなりますよね。

ところが???????? こうした「我慢」はあまり報われることはないんです。

なぜかというと、私たちがこれだけ塩分を制限する生活を
心がけているにもかかわらず、統計では高血圧でお悩みの病の方は
今なお増え続けているからなんです。

最近の調査によりますと、40歳以上の約半数の6,000万人が
高血圧症といわれる症状だという結果が出ているんです。

また、脳卒中は減少傾向にあるものの、一方での脳の血管に血液の
塊が詰まる脳梗塞が増えてきているそうです。

さらに、ガンや心筋梗塞、糖尿病、リウマチなどを患う人の数は
塩分制限を始める前の日本人より大幅に増加しているんです。

こんな現状を見て、本当に「塩分」って悪者なの?
という思いがぐんぐん大きくなりました。

さらに・・・!


■ うそ!どうして「塩分不足」で全身がカサカサになるの?

私が調べたところによりますと30余年前は、高血圧といえば
まず最初に飲むお薬として「利尿剤」を飲んで高血圧を改善するのが
通例だったそうです。

尿を出すことで、高血圧の原因とされていた血液中の塩分を水分と
一緒に排出するためだそうです。

その後、医学の進歩により血圧を下げる様々なお薬が誕生しました。

それは「血管を広げ血液が流れやすくするお薬」や
「心臓の収縮力を抑えて血圧を下げるお薬」などによって
レトロな利尿剤はほとんど使われなくなったそうです。

ところが???????? アメリカの最新研究データによりますと
レトロな利尿剤が実は高血圧にもっとも効果的なことがわかり
再びみなおされているそうです。

やっぱり昔の人は偉かったんですね。

なぜ今になってレトロな利尿剤が見直されているかと言うと
そもそも人間の体内では、塩分は水分と仲良く
くっついて動いてるからだそです。

私も味わったことがありますが
身体の中から出てくる液体、「汗」「涙」「鼻水」「血液」.etc…
はすべて塩辛いですよね。

身体の中は、一定のミネラルバランスが保たれているかなんです。

ですので、身体から塩分だけを都合よく減らすことはできません。
塩分と水分は、増えるのも減るのもいつもワンセットだからなんです。


漢方の考え方では、「高血圧とは体内で余った水分によって生じる」
とされています。

水っぽくて量の増えた血液を全身に送り出さねばならないため
心臓の収縮力が上がり血圧が上がるという考えです。

レトロな利尿剤で血圧が下がるのは「塩分が出るから」ではなく
「塩分とワンセットになって余分な水分が出るから」とお考え頂ければ
ご納得いただけるのではないでしょうか。

逆もまた真なり。

塩分が仲良く水分とくっついて動いている以上
塩分の摂取量減らせば水分もそれと一緒に減ってしまう。

つまり、必要以上に塩分が減れば、身体の細胞にとって必要な水分も
同様に減ってしまうんです。

ですので、減塩生活は全身がカサカサに乾燥してしまうことになります。

これでは、老化にまっしぐら、アンチエイジングには逆効果なのです。

生物の源、である海水はご存知のように塩辛いですよね。

この塩の元の海水は、皮膚の免疫力を上げることや
殺菌作用のあることがわかってきました。

このように海水は体表にはいいのに体内に入ると危険
というのもおかしな話と思われませんか。

人間と同じ哺乳類のイルカやクジラは、ふだん海水を飲んで
生活をしていますが、彼らが高血圧や脳卒中で死ぬということは
聞いたことがありません。

摂りすぎて問題になるのは「塩分」(海水から摂れる自然塩)
ではなく、「食塩」(化学合成塩)です。

というのも、「食塩」はナトリウムと塩素だけで出来ているため
水分を吸湿して、血液中に余分な水分を引き寄せてしまう。

「量が増えた水っぽい血液」を全身に送るためには
血圧を高くしなければならないのです。

ですので、「食塩」の摂りすぎは高血圧の
リスクにつながるわけなのです。

でも、「自然塩」を適切に補給していれば
血液サラサラで高血圧の心配も要りません。
逆に身体が若返り全身がみずみずしくなりアンチエイジング効果
を期待できます。

「減塩生活」送らなくても、私たちは若く健康でアンチエイジング効果
が得られる塩味の利いたもっとおいしい食べ物をたべてもいいのです。

詳しくは近日のブログでご紹介するつもりです。
こうした、塩分を補給し、アンチエイジングするのにお勧めのレシピを
ご紹介する予定です。
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アンチエイジングのつもりが、逆に老化を…「5つのポイント」 その2

↑   by Net-de-Sagas at 17:30 | comments(0) | trackbacks()

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旅行、スポーツ観戦、読書
自己紹介:
製薬会社に勤務し実際に遭遇した経験、仕事で得た医薬品、漢方、サプリメント、アンチエイジングの知識を総合しご紹介いたします。特に漢方から見るアンチエイジングの記事を中心にご紹介します。

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