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ブログでアンチエイジング

アンチエイジングとは、老化に対抗すること、いつまでも若々しく健康に生きること。 そんなアンチエイジングをお考えのあんたへ! 漢方の考えを取り入れたアンチエイジングの方法をご紹介します。 ぜひご覧になってアンチエイジングを実践してください。

May 20,2024

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November 13,2007

● アンチエイジングでいつまでも、もっと若々しく生きられる

3 「食べるのを減らす」よりも「食べたものを出す」
  ―健康減量のために


本日、テレビで春高バレーの特集をしているのを見ました。

高校生が真剣にバレーに取り組んでいる姿を見て
感動しながらついつい見入ってしまいました。

監督の叱咤激励が飛び交うスポーツの世界
それに答えて人を感動させるプレーを見せる選手たち

最近、叱咤激励と言えど「そんなひどい言葉、許せない」
「頑張れ」と言う言葉は精神的に良くない
ということも言われておりますが

「人間は苦労する時期には苦労をしなければ成長しない」。
この言葉を実感しました。私も、もっと頑張らないと!

さてさて、前置きが長くなってしまいましたが
そろそろ本題に入りましょう。

近頃、体重がじりじりと増えてきた。
体重は増えていないんだけど下腹がポッコリ・・・。
シャープだった顔が下ぶくれになったり
二重アゴ、二の腕がたるむ、胸やお尻が垂れる。
ふくらはぎや足音が太いなどの悩みは深いですよね。

そんな「見た目」だけでなく、健康診断で医師から体重を
落とすことを指示され食事制限に取り組んでいる人も多いでしょう。

こんなわけで、ダイエットを始めたものの思うようにやせれない。
やせれないどころか「食べるのを減らしたのに太ってしまった」
「すぐに水太りする」と言う人もいらっしゃいます。

なぜ、うまくいかないのでしょうか?

間違いの原因は、食べること、つまり「摂り入れること」ばかり
考えてしまうからです。

問題は「食べるのを減らすこと」より「きちんと排出すること」なのです。

体重増はもちろん食べ過ぎのせいもありますが
体内の「水分コントロール」が出来ていないことが
ほとんどの原因と言えます。

まずは「水分を排出できる身体にする」ことが必要なんです。

ビニール袋に水を入れて吊るした形を想像してみてください。
水が底の方にたまって袋が膨らんでいますよね。
雨が降った後の地面を見てみますと
へこんだ場所にいつまでも水がたまり、汚れてよどんでます。

人間の身体も同様です。体内の余分な水分は、胃袋や腸管など
「袋状の場所」や下半身にたまりやすい。

水は高いところから下へ下へと向かい、膨らんでたまります。

よって、先に書いたような、加齢とともに生じるポッコリ下腹
大根足などのいわゆる下半身デブが増加します。

このような、老化による肥満は、水太りが原因なんです。

年をとればとるほど、細胞は水分を摂り入れにくくなり
余分な水分が全身の袋状の器官や下半身にたまっていきます。

だからこそ、アンチエイジングのための減量には
こうした「余分な水分をいかに排出し
乾燥した細胞をみずみずしくするか」が????????ポイントなのです。


■ 体内の老廃物を出し切りたいなら「朝食を無理に食べない」
    ― デトックス ―


英語で朝食のことを breakfast といいます。
これは「fast(断食)をbreak(止める)する食事」という意味だそうです。

私たちは通常、夕食から翌日の朝まで何も食べずに過ごしますよね。
睡眠中は何も食べないわけですので
朝食は「ミニ断食」明けの第一食となります。

こんなことを聞きました。ジュース断食?
ジュースしか口にしないのでしょうか?

この断食を行うと、自分の吐く息が驚くほど臭いことにたまげる人が
たくさんいらっしゃるそうです。

これは食事もせずに消化活動を休止させているために
身体の全エネルギーが排泄へと向かい、尿、便のみならず
口臭や体臭といった形で
それまで蓄積されていた老廃物が一気に体外へ出てくるからだそうです。

「食べなければ出るものも出なくなるのでは?」という疑問もあるでしょうが
人間の身体は「入れる」ことより「出す」ことが先なんです。
「出し入れ」「ギブ・アンド・テイク」「出入り口」などの言葉が示すように
これは宇宙の絶対法則なのであります。

よって、食べ物を身体に入れることを止めた「断食」は、
これ以上にないほどの排泄の機会なんです。

朝は言ってみれば「ミニ断食」が明けた時間帯です・

吐く息も臭く、尿の色が濃いのはそのためです。
つまり、本来、朝は余分な老廃物と水分を排泄するチャンスなのでです。

胃腸の活動もまだ不十分な状態なので、無理をして食べる必要などは
ないんです。
従って、このときは最低限、脳を活動させるためのエネルギー源である
糖分を補うだけでいいのです。

そこで、詳しくは後のブログで書きますが、朝食はミネラル・糖分ともに
ベストバランスと言える「ニンジン・リンゴ・塩ジュース」や
ミネラルたっぷり黒砂糖を入れた「生姜紅茶」を摂るだけの食事が
ベストなんです。

この生ジュースや生姜紅茶だけの朝食にしていれば
体内の余分な水分によるブヨブヨの「本太り下半身デブ」を予防・改善
できます。

と、同時に、全身の細胞をみずみずしく潤して老化をストップ
アンチエイジングが図れるのです。

同じ一食を抜くのでも「夕食焼き」では
身体の排泄作用を高めることは出来ません。

三食それぞれ食べたいものを我慢するダイエットも長続きしません。

それどころか、いくら頑張っても効果が得られないのです。

「老化太り」を防ぐには、体内の老廃物を出し
心の細胞に水分や栄養分を行き渡らせる食事法が
大切なポイントなのです。
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アンチエイジングのつもりが、逆に老化を…「5つのポイント」 その3

↑   by Net-de-Sagas at 21:41 | comments(0) | trackbacks()

November 12,2007

● アンチエイジングでいつまでも、もっと若々しく生きられる

2 なぜ「減塩」しても血圧が下がらないのでしょうか?
  ―「血液サラサラ」のために



本日、買い物に行ってきました。食料品の売り場には「減塩みそ」から
「減塩しょうゆ」「無縁バター」「うす塩○○○」などがあふれていました。

また、毎日の食生活でも「ラーメンのスープは飲まずに残す」
「もちろん、うどんのお出汁も飲まずに残す」「塩鮭は甘塩」「塩辛や
お漬物は好きだけど我慢しよう」.etc…

お食事の時には涙ぐましい「減塩生活」を送っておられる方々も多い
かと思います。

「血液をサラサラにしなければ」と無理して水分を摂ったり
「高血圧にならないため」と減塩生活に励んでいる方々もたくさん
いらっしゃることと思います。

私も事実このブログでご紹介している記事の事を知るまでは
このようなライフスタイルを心がけておりました。

やっぱり、メタボリックシンドロームではないですが気にはなりますよね。

ところが???????? こうした「我慢」はあまり報われることはないんです。

なぜかというと、私たちがこれだけ塩分を制限する生活を
心がけているにもかかわらず、統計では高血圧でお悩みの病の方は
今なお増え続けているからなんです。

最近の調査によりますと、40歳以上の約半数の6,000万人が
高血圧症といわれる症状だという結果が出ているんです。

また、脳卒中は減少傾向にあるものの、一方での脳の血管に血液の
塊が詰まる脳梗塞が増えてきているそうです。

さらに、ガンや心筋梗塞、糖尿病、リウマチなどを患う人の数は
塩分制限を始める前の日本人より大幅に増加しているんです。

こんな現状を見て、本当に「塩分」って悪者なの?
という思いがぐんぐん大きくなりました。

さらに・・・!


■ うそ!どうして「塩分不足」で全身がカサカサになるの?

私が調べたところによりますと30余年前は、高血圧といえば
まず最初に飲むお薬として「利尿剤」を飲んで高血圧を改善するのが
通例だったそうです。

尿を出すことで、高血圧の原因とされていた血液中の塩分を水分と
一緒に排出するためだそうです。

その後、医学の進歩により血圧を下げる様々なお薬が誕生しました。

それは「血管を広げ血液が流れやすくするお薬」や
「心臓の収縮力を抑えて血圧を下げるお薬」などによって
レトロな利尿剤はほとんど使われなくなったそうです。

ところが???????? アメリカの最新研究データによりますと
レトロな利尿剤が実は高血圧にもっとも効果的なことがわかり
再びみなおされているそうです。

やっぱり昔の人は偉かったんですね。

なぜ今になってレトロな利尿剤が見直されているかと言うと
そもそも人間の体内では、塩分は水分と仲良く
くっついて動いてるからだそです。

私も味わったことがありますが
身体の中から出てくる液体、「汗」「涙」「鼻水」「血液」.etc…
はすべて塩辛いですよね。

身体の中は、一定のミネラルバランスが保たれているかなんです。

ですので、身体から塩分だけを都合よく減らすことはできません。
塩分と水分は、増えるのも減るのもいつもワンセットだからなんです。


漢方の考え方では、「高血圧とは体内で余った水分によって生じる」
とされています。

水っぽくて量の増えた血液を全身に送り出さねばならないため
心臓の収縮力が上がり血圧が上がるという考えです。

レトロな利尿剤で血圧が下がるのは「塩分が出るから」ではなく
「塩分とワンセットになって余分な水分が出るから」とお考え頂ければ
ご納得いただけるのではないでしょうか。

逆もまた真なり。

塩分が仲良く水分とくっついて動いている以上
塩分の摂取量減らせば水分もそれと一緒に減ってしまう。

つまり、必要以上に塩分が減れば、身体の細胞にとって必要な水分も
同様に減ってしまうんです。

ですので、減塩生活は全身がカサカサに乾燥してしまうことになります。

これでは、老化にまっしぐら、アンチエイジングには逆効果なのです。

生物の源、である海水はご存知のように塩辛いですよね。

この塩の元の海水は、皮膚の免疫力を上げることや
殺菌作用のあることがわかってきました。

このように海水は体表にはいいのに体内に入ると危険
というのもおかしな話と思われませんか。

人間と同じ哺乳類のイルカやクジラは、ふだん海水を飲んで
生活をしていますが、彼らが高血圧や脳卒中で死ぬということは
聞いたことがありません。

摂りすぎて問題になるのは「塩分」(海水から摂れる自然塩)
ではなく、「食塩」(化学合成塩)です。

というのも、「食塩」はナトリウムと塩素だけで出来ているため
水分を吸湿して、血液中に余分な水分を引き寄せてしまう。

「量が増えた水っぽい血液」を全身に送るためには
血圧を高くしなければならないのです。

ですので、「食塩」の摂りすぎは高血圧の
リスクにつながるわけなのです。

でも、「自然塩」を適切に補給していれば
血液サラサラで高血圧の心配も要りません。
逆に身体が若返り全身がみずみずしくなりアンチエイジング効果
を期待できます。

「減塩生活」送らなくても、私たちは若く健康でアンチエイジング効果
が得られる塩味の利いたもっとおいしい食べ物をたべてもいいのです。

詳しくは近日のブログでご紹介するつもりです。
こうした、塩分を補給し、アンチエイジングするのにお勧めのレシピを
ご紹介する予定です。

アンチエイジングのつもりが、逆に老化を…「5つのポイント」 その2

↑   by Net-de-Sagas at 17:30 | comments(0) | trackbacks()

November 11,2007

● アンチエイジングでいつまでも、もっと若々しく生きられる

みずみずしい身体を作るために無理して水を飲んでいませんか?

■体熱が下がると乾燥が進みます!
 「細胞外液」の水分は身体に害を起こします。

体熱が下がると乾燥が進む。それが症状として現れたのが
次の状態です。

水分がたまっている箇所→水分を出そうとする症状
胃袋や腸管------------→下痢、嘔吐、腹鳴(ゴロゴロ音)
副鼻腔----------------→鼻水、くしゃみ、(アレルギー、風邪)
肺胞------------------→うすい水様のタンが出る(ぜん息)
皮下の細胞間----------→むくみ
血液中----------------→高血圧(循環する血液の量が多くな
                                 りその分心臓が力を入れるため)
眼の水晶体------------→流涙、嘔吐(緑内障)

こう見てきますと、若さと健康を保つためには
「水分」と「体熱」の両者が必要であることがわかります。

しかし悲しいことに、本来ですと36.5℃以上が平均とされる
日本人の体温が、この50年間で1℃近くも下がり
高い体温の人でも36.3℃くらいに
低い人は35℃台がほとんどというのが現実なんです。

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この低体温も、細胞内に水分を吸収させる力を阻み
老化や病気を早めている一つの要因なのです。

なぜ、このように体温が低くなったのかを考えると
 
 ①筋肉労働や運動不足(交通機関の発達や便利な家電製品の
     普及で日常生活であまり身体を動かさなくなったこと)
 
 ②身体を冷やす食べ物の摂り過ぎ

 ③身体を温める食物である「塩」や「塩分の利いた食べ物」を
   目の敵にして、避けすぎていること

 ④「血液をサラサラにして血栓を防ぐため」という大義名分のもと
   で、水分を摂り過ぎていること(とくに人肌の温度以下の冷たい
   飲み物の飲みすぎ)
 
 ⑤真夏でも寒い思いをするほどのガンガンに利かせたエアコン

 ⑥湯船に入らずシャワーですませる入浴習慣

などが原因と考えられます。

この中でも、とくに問題なのは①の「筋肉を使っていない」という点です。

筋肉を鍛えることは誰もがいいと思っているでしょうが
それは「筋肉をつけること」や、
「見た目を良くすること」ではありません。
”体熱をつくる” ということが目的なのです。

体温の40%以上は筋肉で発生しています。ですので
ウォーキングやスポーツなどで筋肉を使うことはアンチエイジングには
きわめて重要なんです。

なぜなら、筋肉運動によって体温が上昇し、水分がしっかりと細胞内に
送り込まれるからです。

加えて筋肉を収縮させたり、弛緩させたりして動かすことにより
筋肉内を走っている血管も収縮・拡張をします。(ミルキングアクション
=乳しぼり効果)。これによって全身の血流もよくなります。

たとえば思い出してください。いつもにこやかな人、よく笑う人が
いつまでも若々しいのは、笑うことで顔を構成している筋肉の表情筋が
活発に動き、顔全体の筋肉や肌への血行も良くなって
顔の温度が上がるからなんです。

もう一つ、アンチエイジングで大事なことがあります。
血液内の水分を細胞内に十分吸収させるためには、まず
細胞内や体内の水分を先に排泄する必要があるということです。
今、注目されています。デトックスです。

息は吐いてから吸うと楽に吸えますが
吐かずに吸い続ければ苦しくなります。
つまり、呼吸(吐いて吸う)、ギブ・アンド・テイク
出入り口などというように、宇宙の原則は常に「出す」ほうが先で
「入れる」ほうは後なのです。

つまり、「出す」ことでスムーズに入ってくる、吸収されるのです。

では、どうすれば、細胞内や体内の水分を大いに出すことが
できるのでしょうか。

それは、「出す」ために一番重要な臓器である腎臓の働きを促すことです。

細胞内に新鮮な水分を十分に供給するのに
腎臓がどれほど大きな働きをしているかについては、後日詳しく紹介します。

くどいようですが、水分は細胞内に吸収されて始めて
水分本来の偉大な役割が発揮されます。
ですので、水分は細胞外液の中にあっても
何の役にも立たないどころか有害になります。

この「細胞内の水分不足=乾燥=細胞外液の増加」という
水分がかたよって存在している状態が漢方でいう「水毒」です。

この「水毒」になりますと、細胞からは「水がほしい」というサイン(口の渇き)
が出ているのに、むくみや胃腸の振水音、副鼻腔内の水分過剰(くしゃみ、鼻水)
血液中の水分過剰=高血圧などの、「細胞外液に水分がたまって起こる症状」が
あらわれるのです。

これらの症状が、やがて老化や病気を進めてしまうのです。

アンチエイジングのつもりが、逆に老化を…「5つのポイント」 その1

↑   by Net-de-Sagas at 23:32 | comments(0) | trackbacks()

November 10,2007

● アンチエイジング それはいつまでも若々しく生きられる方法です。

みずみずしい身体を作るために無理して水を飲んでいませんか?

 ○ 以前は何を飲んでも食べても平気だったのに
   最近は食べたものが胃にもたれたり二日酔いになったりする。

 ○ お腹まわりの「中年太り」がじわじわと進んできた。

 ○ 髪の毛のコシがなくなってパサパサし
   抜け毛や薄毛で髪のボリュームも気になる。

 ○ スラリとしていた足がいまや「大根足に」・・・

あなたも、身に覚えがないでしょうか?

これらの「老化現象」の原因はただ一つ。
「身体の乾燥」が進んでいる結果なのです。

その証拠に
お魚を乾燥させれば干物になりますし(皮膚にシワが増える状態)
また、木が枯れると中がスカスカになります。(骨粗しょう症の状態)

あるいは、切花は時間がたつとしおれ
ドライフラワーになってしまいます。(水分が吸収できなくなった状態)

これと同じことがあなた自身の身体の中で、今も着々と進行しているのです。
「乾燥」を放置して
あなたの身体を「干物」や「ドライフラワー」にしてはいけません。



■ 「水の飲みすぎ」が老化を早める

 
ただ水を飲んでも体内の「乾燥」は止められない。

あなたは毎日、こんなことをしてはいませんか?

   身体をいつまでもみずみずしくしたい。なので
  1日2リットルを目標にして
ミネラルウォーターを飲んでいます。

  血液がドロドロにならないために
  寝る前にコップ1杯の水を飲むのが習慣です。

  朝、起きたときに冷たい水をぐいっと1杯
   これで目覚めもスッキリです。

  カバンの中には、いつも何かのペットボトルが入っています。

残念ながら、こうした水の飲み方は全部×です。
ダメどころか、かえって「老化」を促進させているのです。
確かに老化の敵は「乾燥」です。ところが水を飲みさえすれば体内に
充分に水分が行き渡るわけではありません。
ここに重大な思い違いがあるのです。

「みずみずしい肌」「水をはじく綺麗な肌」「水もしたたるいい男」
などの言葉からも若々しさや美しさを保つ上で
「水」が極めて大切であることがわかります。

柔らかでしなやかだった新芽や若葉が
落ち葉や枯れ木になってしまうと乾燥して硬くなるのは
まさしく水分が抜けてしまった結果です。牛肉や羊肉、トリ肉なども
若いものほど柔らかくおいしいので重宝がられています。

これらもすべて同様のことで「乾燥=水分不足=老化」という図式は
だれにでもうなずける事実ではないでしょうか。

これらのことは、もちろん人間にもあてはまります。

例えば、背格好、姿形がほとんど同じ老人と若者が同じ服を着て
同じ帽子をかぶって後ろ向きに立っていたとしましょう。
遠くからながめたのではどちらが年配者かは、なかなか判別できません。
しかし、歩いたり、地面に落ちているものを拾ったりする動作を見ますと
すぐにわかります。若い人の動作は柔らかく優美ですが、
残念ながら老人の動作は硬くてぎこちなく歯車的な動きだからです。

これも年をとると骨や筋肉(の細胞)から水分が失われ
乾燥して硬くなったためなのです。

それなら、この乾燥=硬さを防ぎ、改善するためには
「水分」をたくさん摂ればいいのかということになりますが
事はそう簡単ではありません。
水分は「両刃の剣」的な性質を持っているからです。


口から摂り入れられた水分は、胃や腸から吸収されて血液中に入り
最終的には全身の60兆個の細胞に吸収されていきます。

しかし、この重要な水分は、一方でマイナスの一面があります。

例をあげればすぐにわかります。

それは身体が雨に濡れると冷えたり
風呂上りに十分に皮膚の水分をふき取らないでいると湯冷めしたり
また、「冷却水」という言葉があるように
水はモノを冷やすという一面です。

では、体温より冷たい水分をたくさん飲んで
胃腸を冷やすとどうなるでしょうか?

胃腸の働きが低下し、胃腸から血液への水分の吸収が悪くなって
胃腸や腸管の中に水分がたまってしまうことになります。

少し動いただけで、胃のあたりからポチャポチャと水の音(振水音)
がする方は胃腸が冷えて、余分な水分がたまっている証拠なのです。

私たちの身体の中の細胞・組織・臓器などは、つきつめれば「水分」と
「体熱(36.5℃以上の体温)」によって働いています(=代謝)。

よって、体温が低かったり、ある臓器・組織・細胞の周囲が
冷えていますと、細胞は血液の水分を吸い上げる力が低下します。

こういう状態では、たとえ飲んだ水分が胃腸から順調に吸収されて
全身の細胞に血液とともに運ばれたとしましても
細胞内に水分が吸収されずに、例えば、皮下の細胞と細胞
の間(細胞間質)に水分がたまってしまう(細胞外液)。
これが浮腫=むくみになるのです。

「みずみずしい肌」や「若々しい筋肉・骨・内臓」を保つために
必要な水分とは、「細胞内の水分」のことであり、細胞外液、
つまり、胃袋・腸管、副鼻腔、肺胞、皮下の細胞と細胞の間
(細胞間質)、血液中、眼の水晶体などの水分は多く存在しても
それは害にこそなれ、若さや健康を保つ
アンチエイジングの要因にはならないのです。

したがって、私たちの身体は細胞外液が多い場合
それを対外に出して捨てて少しでも身体を温めようという
メカニズムが働くのです。

 

次回 ― 後編 ― につづく

アンチエイジングのつもりが、逆に老化を…「5つのポイント」 その1

↑   by Net-de-Sagas at 23:20 | comments(0) | trackbacks()

November 09,2007

● 1週間でわかるアンチエイジングの効果

アンチエイジングで医者いらずの身体と頭になる

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誰でも年齢を重ねるとともに「乾燥が気になります。

指先が乾いて、本のページがめくりにくくなったり
乾燥肌で困っている人も多いでしょう。

外見だけではありません。食べ物の「飲み込み」が悪くなって
すぐにむせてしまったり。
お正月になると、お餅をノドに詰まらせたというニュースをよく聞きますが
詰まらせるのは、きまって唾液が不足しているお年寄りばかりです。

ほかにも、いろいろ思い当たることがあります。例えば


もぎたての新鮮なリンゴが時間の経過とともに乾燥しやがて皮の中からしなびていきます。
人間も時間の経過とともに身体が乾燥しやがて老化していきます。

古代ギリシャの哲学者、アリストテレスがこのような名言を残しています。
『老化とは「乾燥」への過程である』と、フーン!なるほどその通りなのかもしれません。

このような場面を経験したり見たことはありませんか?

 20代の頃は水を弾くようだった肌が、年々乾燥肌になっていくような気がする。
 雑誌、本、新聞のページをめくるとき指がカサついてめくれず、ついつい指をなめてしまう。
 食べたものがノドにつかえて、飲み込みが悪く、ひどい時には、むせたりする。
 最近なんだか目が乾いてパサパサ、ゴロゴロする。

これらの症状は、すべて身体の乾燥が進んでいる知らせなんです。
また、このように経験したり目で見える現象だけではありません。

 雨の日や雨が降りそうな時は決まって体調が悪い。また、腰やひざが痛み出す。
 気がつくと、お腹のまわりの肉、二重アゴ、二の腕の肉が気になり出した。
 どうしちゃったのかな?記憶力が悪くなったのかな?言いたい言葉が思い出せない。

実はこのような症状も、内臓や関節・骨から、はたまた脳まで
身体の各部の乾燥のあらわれなんです。

このようなデータもあります。
赤ちゃんのときは、全体重の70%が水分だったのに
成長するにつれて水分は減少していき、成人では全体重の60%
高齢者では、なんと全体重の55%と約半分近くまで体内の水分が減っていってしまうんです。

アンチエイジング
の一番の方法とは?というと
この「日々進行する乾燥を食い止める」ことなのです。

乾燥と老化の進行は、中高年だけの問題ではありません。
20代を過ぎれば、誰の身体の中でも起こっていることなのです。

現代のライフスタイルもアンチエイジングには非常にマイナスなのです。
冬はヒーター、夏はクーラー、このエアコンによって
1年中、空気が乾燥するので加湿器を必要としたり
また、シャワーだけで入浴を済ませてしまったりすると
十分に身体が温まらず、やがて身体が冷えて乾燥してしまう…。
という便利で快適になった現代のライフスタイル。

年がら年中、南の島で採れる果物を食べたり
ペットボトルのお茶をひっきりなしに飲み続けたり
パンと牛乳といった朝食…。という身体を冷やす食生活。

これらはすべて、身体がパサパサになる恐い習慣ばかりです。

こんな習慣はいますぐやめて「身体の乾燥を防ぐ生活」に切り換えれば
どんな人でも老化が止まり、内臓が活発に動き出し肌がツヤを取り戻していきます。

それが証拠に、年齢のわりに若々しい人はよく身体を動かし身体が
温かいために、その肌もみなツヤツヤとしているではありませんか。

見た目だけの問題ではありません。
内臓や骨、血管の乾燥は、さまざまな病気へと直接つながります。

例えば、メタボリックシンドロームといわれる高血圧や糖尿病、高脂血症などは
血管の内皮細胞や膵臓のβ細胞など、体内の細胞の乾燥の異常な進行によって
それぞれの細胞の働きが低下し、引き起こされるといえます。

女性ならば気になる、むくみや体重増、生理の問題をはじめとする婦人科系の病気
更年期障害などの病気は、乾燥対策をしっかりと行う事で子宮、卵巣の働きも活発になり
早い人は、1週間ぐらいから目に見えて良くなっていきます。

「乾燥対策」は難しいことではありません。
食事と入浴など、日々の生活をちょっと変えるだけでいいのです。


「身体の中からみずみずしくなる方法」を始めることで
アンチエイジング(老けない身体と美しさ)を保ち続けることができます。

あなたもアンチエイジングでやりたいことが何でも出来る
老け知らず・医者いらずの強く綺麗な身体と心を手にしましょう。

アンチエイジングの大敵は身体の乾燥です。

↑   by Net-de-Sagas at 21:18 | comments(0) | trackbacks()

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自己紹介:
製薬会社に勤務し実際に遭遇した経験、仕事で得た医薬品、漢方、サプリメント、アンチエイジングの知識を総合しご紹介いたします。特に漢方から見るアンチエイジングの記事を中心にご紹介します。

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